「ピラティスを始めてから、久しぶりに走ったらすごく楽だった」「体力がついた気がするけど、これってピラティスの効果?」──そんな疑問を感じる方は少なくありません。
特に運動初心者や、育児・仕事で運動量が安定しにくい方ほど、体の小さな変化に驚きや不安を感じやすいものです。
この記事では、ピラティスとランニングの関係をわかりやすく整理し、なぜ「走るのが楽に感じる」のか、その理由と注意点をやさしく解説します。
ピラティスで走るのが楽に感じるのはよくあること?
結論から言うと、ピラティスを継続している人が「体の動かしやすさ」や「疲れにくさ」を感じるケースは珍しくありません。
ピラティスは、見た目の筋トレというよりも、姿勢・体幹・呼吸・体の使い方を整えるエクササイズです。そのため、直接ランニングの練習をしていなくても、体の土台が安定することで動きがスムーズになることがあります。
もちろん、効果の感じ方には個人差がありますが、「久しぶりに走っても楽だった」という感覚自体は、ピラティスの影響と無関係とは言い切れません。
なぜピラティスでランニングが楽になるのか
体幹が安定し、フォームが崩れにくくなる
ピラティスでは、お腹・背中・骨盤まわりの深層筋(インナーマッスル)を意識して動きます。体幹が安定すると、走っているときのブレが減り、無駄な力を使いにくくなります。
結果として、同じ距離を走っても疲れにくく感じることがあります。
姿勢が整い、呼吸がしやすくなる

猫背や反り腰などの姿勢のクセが強いと、呼吸が浅くなり、運動時に息が上がりやすくなります。
ピラティスでは背骨や骨盤の位置を整える動きが多いため、胸が開きやすくなり、呼吸がスムーズになる傾向があります。これも「走るのが楽」と感じる一因です。
関節や筋肉の使い方が上手くなる
ピラティスは「正しい動き」を丁寧に繰り返すため、体の使い方のクセに気づきやすくなります。余計な力みが減ることで、脚への負担が軽く感じるケースもあります。
アメリカスポーツ医学会(ACSM)でも、体幹トレーニングが運動パフォーマンスや安定性に寄与する可能性が示されています。
参考:American College of Sports Medicine
ランニングとピラティスを並行するメリット

- 心肺機能(スタミナ)と姿勢・安定性をバランスよく鍛えられる
- 同じ運動ばかりにならず、飽きにくい
- 体の使い方を意識でき、ケガ予防につながりやすい
「楽しいから続けられる」という感覚は、運動習慣を定着させるうえでとても大切です。無理のない範囲で継続できているなら、良いサイクルと言えるでしょう。
注意したいポイント

疲労や睡眠不足の日は無理をしない
育児や仕事で睡眠が不足していると、ケガや体調不良のリスクが高まります。調子が悪い日は、ストレッチや軽めのピラティスだけにするなど、柔軟に調整しましょう。
「効果がある=やりすぎ」は避ける
体調が良くなると運動量を一気に増やしたくなりますが、急激な負荷アップは故障の原因になります。走る距離や頻度は、少しずつ増やすのが安心です。
違和感や痛みが続く場合は専門家に相談
関節痛や強い疲労感が続く場合は、無理に続けず、医療機関や専門トレーナーに相談してください。
よくある質問(FAQ)
Q. ピラティスだけで走力は本当に上がりますか?
A. ピラティスは走るための「体の土台」を整える運動です。直接スピードや持久力を伸ばすには、ランニング自体の練習も必要になります。
Q. 週にどれくらい運動すれば効果を感じやすいですか?
A. 目安として、ピラティス週1〜2回、ランニング週1〜2回など、無理のない頻度から始める方が多いです。体調や生活リズムに合わせて調整しましょう。
Q. 子育て中で時間が取れなくても意味はありますか?
A. 短時間でも継続することが大切です。10〜20分のピラティスや短いランでも、体の感覚は少しずつ変わっていきます。
まとめ|「走るのが楽になった」は体の変化サインかも
ピラティスを続けることで、体幹の安定・姿勢改善・呼吸のしやすさなどが整い、結果的にランニングが楽に感じるケースはあります。
ただし、効果の出方には個人差があり、無理をしないことが何より大切です。楽しめている今のペースを大切にしながら、体調に合わせて運動を続けていきましょう。


